やまさき眼科

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GLAUCOMA / MIGS

緑内障・低侵襲緑内障手術(MIGS)

緑内障の早期発見・継続管理から、低侵襲緑内障手術(MIGS)までご案内します。

ABOUT GLAUCOMA

緑内障とは

視神経に障害が起こり、見える範囲が少しずつ狭くなることがある病気です。初期には自覚症状が少ないため、検査で早めに気づき、経過を確認していくことが大切です。

緑内障の初期・中期・末期における視野欠損と見え方の変化を比較した説明図。初期は部分的な欠け、中期は欠けの拡大、末期は見える範囲が大きく狭くなる例を示している
緑内障による視野変化の一例です。見え方や進行の仕方には個人差があります。画像を押すと拡大できます。

視神経を確認します

緑内障では視神経に変化が現れることがあります。眼圧だけでなく、目の奥の状態も確認します。

早期には気づきにくいことも

見え方の変化はゆっくり進む場合があります。一度失われた視野を元に戻すことは難しいため、早期発見が重要です。

CHECK

こんな方は一度検査をおすすめします

気になる項目がある場合は、受診時にこれまでの健診結果や紹介状があればお持ちください。

  • 健診や眼科で眼圧を指摘された
  • 視神経乳頭陥凹を指摘された
  • 視野検査を勧められた
  • 40歳以上である
  • 家族に緑内障の方がいる
  • 強い近視がある
  • 見え方に違和感がある
  • 他院で緑内障疑いと言われた

TYPES

緑内障の主な種類

緑内障は眼圧が高い方だけに起こる病気ではありません。種類や状態を確認し、必要な管理を考えます。

原発開放隅角緑内障

房水の流れに関わる部分を確認しながら管理します。

正常眼圧緑内障

眼圧が正常範囲でも緑内障になる場合があります。

閉塞隅角緑内障

隅角の状態を確認し、必要な対応を検討します。

続発緑内障

ほかの病気や状態に伴って起こることがあります。

EXAMINATION

緑内障を調べる主な検査

症状や診察所見、これまでの検査結果に応じて、必要な検査を組み合わせます。

01

眼圧検査

眼球内の圧力を測定します。

02

眼底・視神経検査

視神経の形や変化を確認します。

03

視野検査

見える範囲に欠けがないか確認します。

04

OCT検査

網膜・視神経周辺を断層画像で確認します。

OCT

OCTによる視神経・網膜の詳細な確認

眼の奥を断層画像として確認し、視神経や網膜神経線維層の変化を評価します。緑内障では、眼圧だけでなく視神経や視野の状態を継続的に確認することが重要です。

当院のOCT検査について詳しく見る →
当院で使用しているZEISS CIRRUS HD-OCT 5000

TREATMENT

緑内障の治療と継続管理

治療は緑内障を完全に元に戻すことではなく、現在の見え方をできるだけ長く維持するため、進行を抑えることを目指します。

点眼治療

眼圧を下げるための点眼薬を、状態に応じて選びます。複数の点眼薬を使用する場合もあります。自覚症状がなくても、医師の指示なく中断しないことが重要です。

レーザー・手術治療

点眼治療だけでは十分な眼圧下降が得にくい場合など、状態に応じてレーザー治療や手術治療を検討することがあります。

定期的な確認

眼圧、視神経、OCT、視野などの変化を、状態に応じて確認します。毎回同じ検査を行うわけではありません。

MINIMALLY INVASIVE GLAUCOMA SURGERY

MIGS(低侵襲緑内障手術)とは

MIGSは「Minimally Invasive Glaucoma Surgery」の略で、日本語では低侵襲緑内障手術と呼ばれます。小さな切開などで房水の流れを改善し、眼圧を下げることを目指す緑内障手術の総称です。

正式名称
Minimally Invasive Glaucoma Surgery
日本語名
低侵襲緑内障手術
主な目的
房水の流れを改善し、眼圧を下げることを目指します
適応
緑内障の種類・進行度・目標眼圧・点眼状況などから個別に判断します
MIGSの特徴と治療上の位置づけ

MIGSは、従来の濾過手術と比べて小さな切開などで行い、眼への負担を抑えることを目指します。一方、必要な眼圧下降の程度によっては別の手術が適する場合もあります。当院では、緑内障の種類や進行度、眼圧、視神経・視野の状態を確認したうえで治療方針をご案内します。

MIGSで使用されるインプラントの一例
MIGSで使用される医療機器の一例(画像提供:Glaukos Corporation)
POINT 01

治療の選択肢を広げます

点眼治療だけでは目標とする眼圧に届きにくい場合や、点眼の継続が難しい場合などに検討されることがあります。

POINT 02

適応を慎重に判断します

緑内障の種類・進行度・目標眼圧などによって適応が異なり、すべての方が対象になる治療ではありません。

POINT 03

術後も継続管理が必要です

手術後も点眼が必要な場合があります。眼圧、視神経、視野などを定期的に確認しながら管理を続けます。

白内障手術と同時に行う場合もあります

MIGSには、白内障手術と同時に行われる術式もあります。同時手術が適しているかは、緑内障と白内障の状態を確認して判断します。

「低侵襲」でもリスクがないわけではありません

術後の炎症、出血、眼圧変動などが起こる可能性があります。期待できる効果と注意点を、診察時に個別にご説明します。

診察から手術後の管理まで

  1. STEP 01診察・検査眼圧、隅角、視神経、視野などを確認します。
  2. STEP 02適応と術式の説明期待できる効果や注意点をご説明します。
  3. STEP 03手術目の状態に応じた方法で治療を行います。
  4. STEP 04術後の継続管理眼圧や見え方を確認し、必要な治療を続けます。

手術の適応・術式・期待できる眼圧下降の程度には個人差があります。診察・検査結果をもとにご説明します。

HOW MIGS WORKS

図で見る、房水の流れとMIGS

正常な状態、緑内障で房水が流れにくい状態、MIGSで流れの改善を目指す状態を順番にご覧いただけます。画像を押すと拡大して確認できます。

正常な目で、毛様体で作られた房水が前房を通り、線維柱帯とシュレム管から排出される流れを示す図
01 NORMAL正常な房水の流れ
緑内障で線維柱帯付近の房水が流れにくくなり、眼圧が上がりやすくなる状態を示す図
02 GLAUCOMA緑内障で房水が流れにくい状態
インプラントを用いて房水の流出を助けるMIGSの仕組み
03 MIGSMIGSで房水の流れの改善を目指す状態

図はインプラントを用いるMIGSの一例です。MIGSには複数の術式があり、実際の方法は目の状態や治療方針によって異なります。画像提供:Glaukos Corporation

FLOW

診療の流れ

検査の順序や内容は、症状・診察所見・当日の状況によって異なります。

STEP 1

受診・問診

気になることを伺います。

STEP 2

基本検査

眼圧・視力などを確認します。

STEP 3

眼底・OCT

目の奥の状態を確認します。

STEP 4

視野検査

必要に応じて行います。

STEP 5

説明

結果と方針をご説明します。

STEP 6

経過観察

状態に応じて確認します。

FAQ

緑内障・MIGSについてよくあるご質問

MIGSとは何ですか?

MIGSは「Minimally Invasive Glaucoma Surgery」の略で、日本語では低侵襲緑内障手術と呼ばれます。小さな切開などで房水の流れを改善し、眼圧を下げることを目指す緑内障手術の総称です。具体的な術式は目の状態により異なります。

どのような人がMIGSの対象になりますか?

緑内障の種類・進行度・眼圧・視野の状態、点眼治療の状況などを確認して判断します。すべての方が対象になるわけではありません。

MIGSを受けると点眼薬は不要になりますか?

術後に点眼薬を減らせる場合もありますが、継続が必要な場合もあります。自己判断で中止せず、診察時の指示に沿ってください。

白内障手術と同時に受けられますか?

白内障手術と同時に行われるMIGSもあります。適応は緑内障と白内障の状態、選択する術式などにより異なります。

緑内障は治りますか?

失われた視野を元に戻すことは難しいため、進行を抑え、現在の見え方をできるだけ維持することを目指します。

眼圧が正常でも緑内障になりますか?

眼圧が正常範囲でも緑内障になる場合があります。視神経、OCT、視野などを組み合わせて確認します。

視野検査は毎回必要ですか?

毎回同じ検査を行うわけではありません。状態に応じて必要な検査を組み合わせます。

健診で視神経乳頭陥凹と言われました。受診した方がいいですか?

健診結果をお持ちのうえ、眼科での確認をご検討ください。

NEXT STEP

緑内障・MIGSについて相談したい方へ

健診で指摘を受けた方、点眼治療中の方、低侵襲緑内障手術(MIGS)について詳しく知りたい方はご相談ください。診察・検査結果をもとに、適応や治療の選択肢をご説明します。

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