飛蚊症・網膜裂孔
飛蚊症は黒い点や糸くずのような影が動いて見える症状です。加齢に伴う変化のこともありますが、急に増えたときは網膜に裂け目がないか確認が必要です。
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ゆがみ・飛蚊症・急な見え方の変化など、目の奥を詳しく調べます。
01 / ABOUT
網膜は目の奥に広がる薄い組織で、目に入った光を受け取り、見えるための情報に変えます。その中心にある黄斑は、文字を読む、人の顔を見分けるなど、細かいものを見る働きに関わります。眼底検査では網膜のほか、視神経や血管の状態も確認します。
視界の中心から周辺まで光を受け取る組織です。周辺部に裂け目ができる病気では、飛蚊症や光が走る症状が手がかりになることがあります。
網膜の中心部で、見つめたところを細かく見る役割があります。異常があると、物がゆがむ、中心が見えにくいなどの変化が生じます。
診察で見る目の奥の部分を指します。網膜・黄斑・視神経・血管を観察し、症状がない段階で見つかる変化も確認します。
RETINA EXAMINATION
飛蚊症、視界のゆがみ、かすみ、急な視力低下などでは、目の奥に変化がないかを調べることが大切です。眼底を直接観察する検査と、網膜の断面を見るOCTは、目的に応じて使い分けます。
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02 / CHANGES IN VISION
網膜のどこに変化が起きるかによって、気づき方は異なります。片目だけの変化は、もう片方の目で補って気づきにくいこともあります。
急な変化は早めに受診を:飛蚊症が急に増えた、光が走る、視野に影が広がる、急に見えにくくなった場合は、網膜裂孔や網膜剥離などの可能性もあるため、速やかに眼科へご相談ください。

糖尿病網膜症は初期に自覚症状がほとんどないことがあります。糖尿病がある方は、内科での治療を続けながら、眼科で定期的な眼底検査を受けることが大切です。
糖尿病網膜症について見る →03 / DISEASES
似た症状でも原因は異なります。見え方の変化だけで判断せず、眼底やOCTの所見を組み合わせて確認します。
飛蚊症は黒い点や糸くずのような影が動いて見える症状です。加齢に伴う変化のこともありますが、急に増えたときは網膜に裂け目がないか確認が必要です。
飛蚊症について見る →網膜が眼球の内側からはがれる病気です。光が走る、視野にカーテンのような影が広がる、急に見えにくくなるなどの変化がある場合は、速やかな診察が必要です。
黄斑が傷み、見ようとした部分がゆがむ・暗くなる・見えにくくなる病気です。片目ずつ見たときの直線のゆがみが受診のきっかけになることがあります。
詳しく見る →糖尿病に伴って網膜の細い血管が傷む病気です。初期には自覚症状が乏しく、視力が良いと感じていても定期的な眼底検査が重要です。
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黄斑の表面に膜が張る黄斑上膜や、網膜の血管の病気などでも、ゆがみや視力低下が起こることがあります。症状が似ていても必要な検査や治療は異なります。
04 / EXAMINATION
どの検査も同じ情報を得るものではありません。症状の出方や診察所見をもとに、必要な方法を組み合わせます。
片目ずつ、現在の見え方や左右差を確認します。
網膜、黄斑、視神経、血管に出血や裂け目などの変化がないか観察します。
点眼で瞳孔を広げ、周辺部を含む眼底を詳しく確認する場合があります。
網膜や黄斑の断面を画像にし、むくみや層の変化などを確認します。
眼底検査は網膜の表面や血管、周辺部を観察します。一方、OCTは網膜を断面として捉え、特に黄斑の細かな変化を調べるのに役立ちます。OCTだけで周辺部の裂け目をすべて確認できるわけではないため、症状に応じて眼底検査と組み合わせます。
散瞳検査について:点眼後は一時的にまぶしさや近くの見えにくさが続くことがあります。車の運転を予定している方は、受診時にお申し出ください。

05 / TREATMENT
網膜の病気には一つの共通した治療法はありません。原因、病気の位置、進行度を確認し、経過観察・治療・専門医療機関との連携を判断します。
すぐに処置が必要でない場合でも、視力や眼底、OCTの変化を定期的に確認します。受診間隔は病気の種類と状態によって異なります。
網膜裂孔や糖尿病網膜症などで、病変の種類・範囲に応じてレーザー治療を検討することがあります。
網膜光凝固術について見る →加齢黄斑変性や黄斑のむくみなどでは、病型によって目の中への薬剤注射などが選択肢になります。適応は詳しい検査で判断します。
加齢黄斑変性について見る →網膜剥離や出血など、手術や専門的な治療が必要な場合は、状態に応じて適切な医療機関との連携をご案内します。
硝子体手術について見る →※ここに挙げた治療は一般的な選択肢です。当院で実施する治療の範囲や紹介の要否は、診察結果に基づきご案内します。
06 / VISIT FLOW
実際の検査順序は症状や当日の診察状況によって変わります。急な見え方の変化がある方は、受付時にもお伝えください。
いつから、どちらの目に、どのような変化があるかを伺います。
片目ずつの視力や、必要な目の状態を確認します。
周辺の網膜を詳しく見るために、必要に応じて点眼します。
眼底の観察や断層画像など、目的に合う検査を行います。
見え方の原因や、追加の検査・治療の必要性を説明します。
病気に応じて、治療や次回の確認、紹介を検討します。
症状が始まった時期、片目か両目か、飛蚊症や光が走る症状の有無、糖尿病など治療中の病気があるかをお知らせください。以前からの症状でも、急に変わった場合はその変化が重要です。
07 / FAQ
飛蚊症の原因はさまざまですが、網膜裂孔や網膜剥離が関係する場合もあります。急に増えた、光が走る、視野に影がある場合は早めにご相談ください。
網膜、黄斑、視神経、血管など、目の奥の状態を確認します。
まぶしさや近くの見えづらさが数時間続く場合があります。検査当日の運転については受診時にご確認ください。
糖尿病網膜症は初期に自覚症状が少ない場合があります。内科の治療を継続しながら、眼底の定期確認をご検討ください。
異なる検査です。OCTは網膜などの断層構造を画像で確認し、眼底検査は目の奥を観察します。必要に応じて組み合わせます。